今回は四柱推命の日干が甲の人の性格や特徴をご紹介致します。
甲は陽の「木」 大地に根を張る木に例えられる。
甲は陽の「木」です。
日干が甲の人は木に例えられます。
しっかりと大地に根を張り、空に向かってぐんぐん伸びていく木を思い浮かべてください。
甲の人は木のように年齢を重ねるにつれて成長し、包容力があり、責任感の強い人間になることができます。
自然に人が寄ってくる大樹のごとき人間になるには、風雪に耐えて育つ木のような我慢強さが必要です。
よく育った木は、切られた後も家や家具となって役に立ちます。
甲の人も多力により、長きにわたり人々に恩恵をもたらすような仕事をやり遂げることができます。
チャンスが訪れたら自ら動くことも成功の鍵
木は鳥や動物、虫と違って移動できません。
甲の人も自分から積極的に動くことはありません。
しかし、変化の激しい現代社会では自分をとりまく環境はめまぐるしく変化します。
日が当たらない、土壌が痩せている、水が不足しているといった環境では、いくら種がよくても成長できません。
日干が甲であっても人間ですから、その気になればいくらでも動くことができます。
自分に合った環境を求めて行動を起こすことが必要な場面が訪れたときには、状況をしっかりと見極めて「動くべき」と判断したら、思い切って行動を起こしたほうがいいでしょう。
甲の人の一般的傾向
斧の切れ味を増すには、丁の火で焼きを入れる必要があります。
つまり日干が甲の人には、命式中に庚と丁があることが大きなプラスになります。
甲の相性
日干が「甲」の人の相性についてご紹介します。
甲と甲
木と木の関係です。
適度な距離を保てれば、 良好な関係になれます。
近づきすぎると、日差しや土壌の栄養を奪い合うことになります。
木といっても、常緑樹もあれば広葉樹もありますので、お互いに違いを認め合うことが大
事になります。
甲と乙
木と草の関係です。
木も草も同じ植物ですが、 タイプはずいぶん異なります。
木から落ちた葉は草の栄養になります。
木から落ちた葉は草の栄養になります。
ある種の草は、 木に巻きついて成長します。
つまり、乙にとって甲は頼りがいがあります。
しかし、 甲はあまりにも乙に頼られると、徐々に鬱陶しく思うようになってきます。
甲と丙
木(甲)と太陽(丙)の関係です。
日が当たることで木は育ちます。
しかし、あまりにも太陽の光が強いと木が枯れてしまうように、
が甲のよさを押しつぶしてしまうことがあります。
甲と丁
木と灯火の関係です。
切られて薪となった木は、 灯火になくてはならないものです。
健気に暗闇を照らす丁のために、 甲はすすんで身を捧げます。
ただし、丁が甲の献身的な姿勢を当たり前のように思い、 感謝の気持ちを忘れるような
ことがあると、両者の関係にひびが入ります。
ことがあると、両者の関係にひびが入ります。
甲と成
木と山の関係です。
木は山の土から養分を得て成長し、 山を覆います。
一方で多くの木が根を張ることで、浸食されにくくなります。
木に注目が集まりすぎると、 山としては面白くなくなってきます。
基本的にはどっしりと構えている成ですが、 機嫌を損ねるとなかなか戻らないので要注意です。
基本的にはどっしりと構えている成ですが、
甲と己
木(甲)と畑(己)の関係です。
畑はそこに生える木には全力で尽くします。
落ちた葉は養分となるので、 必ずしも一方的な関係というわけではありません。
それでもやはり、 相手を思う気持ちは己の方が強いといえるでしょう。
甲と庚
木(甲)と鉄(庚)の関係です。
両者のバランスがとれていれば、 よい関係になります。
ただし、甲が弱ければ、庚を恐れてしまいます。
ただし、甲が弱ければ、庚を恐れてしまいます。
また、 庚が弱ければ甲をうまく生かせず、甲から相手にされなくなってしまいます。
甲と辛
木と宝石の関係ですが、それではイメージしにくいので、 木と小さなハサミの関係と考えます。長の斧やのこぎりと違い、 小さなハサミでは木を切り倒すことはできません。
せいぜい葉を少し切り落とすくらいですので、 それほどよい相性ではありません。
甲が弱ければ、力のバランスがとれてよい相性になります。
甲が弱ければ、力のバランスがとれてよい相性になります。
甲と壬
木(甲)と海(壬)の関係ですが、それではイメージしにくいので、 木と川の関係と考えます。
しかし、木にとって親しみやすいのは雨の水であり、 氾濫すれば木をなぎ倒す川の水に対しては恐怖感をもっています。
したがって、 甲は壬との関係にストレスを感じています。
実際に壬に巻き込まれて、 トラブルを起こしてしまうことも珍しくありません。
実際に壬に巻き込まれて、
甲と癸
木と雨雲の関係です。
木の成長には雨が欠かせません。
しかし、雨の日が多すぎると木は日照不足で育ちません。
にすることが、よい関係を続ける条件になります。